2013年2月28日木曜日

経過8






























春の陽気。
その気にあてられて、藍瑠のエリカラを外してみた。
動きをみると完全とは言い難いが、ともあれ、ある程度ストレスを発散できたのではないかと思う。
明日の午後抜糸予定。

藍瑠、エリカラはそれまでの辛抱な。
瀬菜も、明日までだからよろしくな。

2013年2月27日水曜日

経過7
















傷口は見た目でもほぼ塞がったのが見て取れる。
目を凝らせば痛々しくも、流血の惨事とはならないだろう。
実際、程度の衝撃が加わらない限り、痛がっている素振りも殆ど無い。
抜糸予定は3/1。
週末からリハビリ開始予定。

藍瑠、後少しだ。
瀬菜、サポートよろしく。

2013年2月26日火曜日

経過6

















藍瑠は日々順調に回復している。
今日で抗生剤もなくなり、後は抜糸を待つ身となった。
もっとも、事済んだとて今暫く無茶はさせられないが、ラウンドと言っただけで、見えぬ飛盤への執着を顕に鳴き声をあげている状況に対して、幾許かのリアリティを持たせてあげるくらいの事は出来るだろう。
既に痛みは何処吹く風と暴れてる故に。

藍瑠、今暫くの我慢だからな。
瀬菜、優しい対応よろしくな。

2013年2月25日月曜日

経過5



















本日も経過は良好。
まだ痛そうにしつつも、瀬菜とのバトルに興じている。
それにしても、瀬菜の脚は前も後ろも良く開く。
そこへいくと藍瑠はかなり控え目だ。

今日も風が冷たかった。
もう、いい加減少し温んで欲しい。
どうか藍瑠の抜糸が済む頃には暖かくなっていますように。

2013年2月24日日曜日

経過4










天気は良好。
されど爆裂寒風身に沁みた。
寒っ!

藍瑠の経過は良好。
ただ、まだまだ痛がる様子は見て取れる。
縫った傷口が塞がっていないのに暴れてしまうから、当然と言えば当然なのだが。

その最中、瀬菜と藍瑠の関係に変化が見られた。
藍瑠の主張が強くなってきたのに対して瀬菜はマウントしようとして自身を誇示するなど、ただの遊び相手からライバル関係となりつつあるようだ。

藍瑠、もう少し静かにな。^^;
瀬菜、もう少し大人になろうな。^^;

2013年2月23日土曜日

経過3
















藍瑠の経過は順調。
寧ろ運動不足から痛いのお構いなしに暴れられるようになってきている。
現実的にはそういう段階ではないので、嬉しいやら困ったやら複雑な心境だ。
とはいえ、少しでも前に進んでいるのが見えるのは非常にありがたい。
ただ、ちょっと困ったことも出てきていて、ほぼ問題なかったトイレがここ数日でめちゃくちゃになってしまった。
すぐにリカバリー出来ることではあるが、そういう点でも藍瑠には辛い思いをさせてしまっている。
面目ない限りだ。

瀬菜の話。
ここ数日、部屋に広野の枯草の如く転がる毛の量が半端なくなってきた。
どうやら換毛期に突入したようだ。
序盤ながらブラッシングで取れるアンダコの量が急増中。

だから瀬菜、部屋の中で余りプルプルしないようにな。^^;
藍瑠、暴れたいだろうけど、まだ無理しちゃ駄目だからな。^^;

2013年2月22日金曜日

経過2






















藍瑠が大変な事に気付いてしまった。
エリカラより脚の方が長いという事に。orz

足先を浮かせていた昨日までとは異なり、今日は大分足を付くことが出来るようになってきた。
その余裕が気付かせたのだろう。
しかし、これでもエリカラのサイズはLなのだ。
販売店にはこの上にXLがあったが、どう見てもラブとかゴルとかの大型成犬用としか思えない大きさだった。
長さはともかく、首回りに余裕があり過ぎて抜けてしまう。
頭部を覆うという意味ではLでも問題なかったように思うが、残念ながら脚先がエリカラよりも出てしまった。
部屋の中での移動や水を飲むコトなどを考えると、Lで已む無しという事になるだろう。
せめて後1日気付かずいてくれていたらと思わずにはいられない。
抗生剤は飲んでいても、傷が深い事もあり、舐めるコトで悪化する危険もあるからだ。
かといって、アレコレと対処する事も出来なくないが、これ以上のストレスもあまり掛けたくない。
少なくとも、見ている目の前では止められるのだから。

ともあれ、少しずつでも回復している様は見て取れる。
瀬菜も藍瑠のいない散歩は寂しかろう。
藍瑠、辛いだろうが頑張ろうな。

2013年2月21日木曜日

経過1

















藍瑠の負傷部経過。
昨夜は眠りのサイクル毎に痛みを訴えていた。
苦しそうにアレコレと寝相を変えていたが、へそ天がもっとも負担が少なかったようである。

本日は、まだ左前足をキッチリ着く事は出来ないものの、眠りの質については大幅に向上したように思う。
率先して外に行きたがったり、エリカラを支えにしてナイラボーンをかじり倒すなど、元気な様子にホッとしつつも、暴れれば確実に痛い事が分かるのだから冷や汗ものの場面もあった。

また、藍瑠を残して瀬菜を散歩させて帰ってみれば、普段絶対禁止のベッドの上に横たわっていたりと、藍瑠なりの思いが見え隠れして心を和ませてもらったりもした。

正直、藍瑠の様子を見るにつけ自責の念に駆られるが、下を向いていても藍瑠の怪我が治るわけではないので、猛省しつつもマッサージなどのケアと今後のフォローに気持ちを向けている。

藍瑠、辛いだろうが、がんばろうな。
瀬菜、エリカラ気にしないようにな。

2013年2月20日水曜日

大怪我



















申し訳ないの一言しか出てこない。
自分の不注意から藍瑠に大怪我をさせてしまった。
何を言っても言い訳にしかならないが、今後を鑑み怪我をさせてしまった状況と経過観察は随時していく。

午前8時過ぎ。
場所は自宅から徒歩1分。
何時もであれば、8時前には通過していた場所だが、何かある時というのは、その前段階にも何時もとは違う流れがあるということを、21年前、自分の身を持って体験していたハズなのに、その流れを捉え切るコトが出来なかった。
今はそれが悔しくて仕方がない。

事の起こりである。
以前は某大手企業の寮だった建物のエントランスの前を横切ろうとした際、バン!という大きな音と共に肌に感じられる風圧を感じたのに驚き、自転車のブレーキを目一杯かけた。
その瞬間、同じく驚いた藍瑠が自転車の左側から自転車側へと体の向きを変えたのが目に飛び込んできた。
慌てて回避を試みたが、間に合わずに左前足が僅かに前輪の下側に足先が入ってしまった。
当然、リードは自転車の前に出てしまうような長さはないし、接触自体するハズはなかったのだが、セッティングしてからの藍瑠の成長分の調整を怠った結果が今回の事態を引き起こしてしまったのは間違いない。
しかも、出ていたとしても時速6キロ程度であったハズなので、ブレーキをかけずに乗り越えていたなら軽い打撲くらいで済んだかもしれないが、ブレーキを強くかけたところに入ってしまったため、縫合が必要な程の深い裂傷を負わせてしまった。
幸い骨に異常は見られなかったが、腱や神経などに症状が残る可能性は捨てきれない。
何より、痛い思いなどさせずに済んだハズなのに、4ヶ月の藍瑠が痛いと苦しんでいる様子を見ると本当に切なくてやり切れない。
人間の子供だったら泣き叫んでいることだろう。
現に、負傷直後の藍瑠の叫びはそれでは済まないほど悲痛なものだった。

原因の発端になった音と風は、元寮が老人ホームへの改装工事中で、無能な工事人がエントランスの前でコンパネを落としたからだった。
エントランス前から歩道までは2メートル程。
もし、犬でなくても心臓の悪い方がその場に居合わせたらショック死していてもおかしかないような状況だった。
藍瑠が痛みに叫んでいるのをへらへら笑いながら見ていた輩に言いたいコトが山程あったが、藍瑠の状況確認と一刻も早い治療をお願いするため、一瞥もくれずにその場は去った。
実際問題とすれば、そうであっても、藍瑠に怪我をさせないような状況を作り上げられなかった自分が悪いのだ。
ただ、何時もだったら8時前に、その前は通過するハズが、今朝に限って8時を過ぎた。
それにも理由があるが、それは意図したことではないし、決して原因とはなり得ない。
8時を過ぎれば工事が始まる。
そのコトに考えが及ばなかったコトが元凶なのだ。

藍瑠、本当にゴメンな。
瀬菜、頼むからエリカラをした藍瑠に優しく接しておくれ。