個人的に南アルプスの会場はとても気に入っている。
会場そのものに趣があるわけではないが、盆地を囲う山並みはやはり一興である。
そして何故か、こういう土地に立つと血が騒ぐ。
箱根芦ノ湖周辺もそうだし、奈良に旅行へ行った時にもそう感じた。
どうやら山にぐるっと囲まれた場所に来ると、DNAに刻まれたご先祖様の記憶か何かが甦るのかもしれない。
それはさておき、大会自体は参加人数の少ないこじんまりとしたものだった。
来る時雪交じりの中を走ったが、今時期の山梨に抱くイメージはやはり雪。
実際の甲府盆地には雪の痕跡すら見出せなくとも、どうにも雪国に向かうような印象は拭えない。
それと中央道の大渋滞。
こうした要因が南アルプス大会を小さなものにしてしまったのではないかと思わずにはいられない。
距離、アクセスの良し悪し、利便性、搬入のしやすさ云々、朝霧なんかより全然良い。
今後もっと参加者が増えるコトを願ってやまない。
ともかくも、参加人数が少なかったため1Rと2Rの間にアトラクションのゲームが行われた。
ゲームの内容はというと、公式のひし形のコーンのトコロに左右一つずつズレるカタチでギザギザに8人並び、ディスクをパスで渡して、1分間で何投何往復出来るのかを競うというもの。
日曜日は4チームで競いあった。
このゲーム、実にシンプルだが、結構難しい。
というのも、最長でも20メートルちょっとというショートレンジで次の人間にパスをしなければならないからだ。
2回も投げればコツは掴めるが、初っ端はこの距離が曲者で、かのツワモノどもが、意外や腕投げのへなちょこスローになったりしていた。
コレは場外に出したら、外野からの援助が禁止のため、投げられた人間が外に走って取りに行かなければならないからで、ビビって消極的なスローになるからだ。
そして、前日、当日含めて、結果3ゲーム続けて優勝を飾ったあの方が、まさかまさかの大ブレーキという意外な一面も見えたりして、大会の規模としては寂しいものがあったが、ナカナカに楽しい一時を過ごすコトが出来た。^^
自分は参加しなかったが、もうワンゲーム行われた。
2マンセル1チーム。
スタートラインをレディGOで相方がスタート。
相方が7.5メートルに到達するタイミングを見計らってパスを出し投げ手もスタート。
コーン2つ分、15メートル地点に到達するタイミングを見計らって相方にパスを出してもらう。
相方は投げると同時に7.5メートル地点をスタート。
コーン2つ分、そして以下繰り返しとなる。
つまり2人で7.5メートルおきにジグザグにパスを回し、52.5メートル先のゴールまでのタイムを競うというもの。
これはこれでどたばったあって相当に面白かった。^^
どちらのゲームにしても、普段遠くに投げるコトばかり、あるいはコンビで投げ合っていたにしても、より繊細さを求められるという条件での、メンタル面が見られて興味深かった。^^
アトラクションが行われないコトに越したコトはないけど、また機会があったら遊んでみたい。^^
写真は、今日の朝んぽの時のだけどね。^^;