キャノンからEOS-1D Xが発表された。
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dx/index.html
久しぶりに欲しいと思えるカメラだ。
銀塩初代EOS-1HS片手に夢を追いかけていた頃を思い出す。
写真でお金を貰っていたこともあるし、CG屋になるキッカケはデジタルコラージュからだったりするが、メモとしてのデジカメはともかくとして、道具としてのカメラはEOS-5Dになるまで手を出さなかった。
単純に、それまでのカメラが、自分の必要とするクオリティを満たしていなかったからだ。
EOS-5Dのサンプルを見た時の衝撃は今でも忘れない。
EOS-1D Xは、そこは当然として、それ以上に、初代EOS-1と同様、モノとしての魅力に溢れている。
現行一眼レフの、一つ飛び抜けたフラッグシップ。
そして何より、完成されたモノに共通する華がある。
しかし、その華は、恐らく最期の華なのだ。
一眼レフというスタイルの物理的限界は避けられない。
ここまで良くやったと思えなくもないが、もはや一眼レフに。こだわり続ける理由は何処にも感じられない。
初代EOS-1が発表されたされた後の10年。
パタリと時が止まったようなつまらない時代の到来。
その世界に居ながらにして全くカメラに魅力が感じられなかったあの10年。
個人的には、一眼レフカメラの進化は、初代EOS-1をもって終わったと思っている。
今はその模倣と、年月分の技術が乗っかっているだけだ。
より理想的なスタイルを求めて進化すべき時がきたように思う。
それでも、もし、今、ディスクドッグにハマっておらず、遠征資金を捻出する必要がないのであれば、間違い無く手に入れるだろう。
その価値は十二分にある。
EOS-1、EOS-5Dの時と同様、発表会には行く予定。
サスガにポチっと出来る金額でもないし、大会が無ければだけどね。
比べるまでもなく、瀬菜との時間の方が大切だからさ。^^
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