大会の度に気にしつつ手が回っていなかったコトがある。
瀬菜との受け渡しである。
瀬菜は飛盤を受け渡すというコトについては何の問題もないのだが、練習では受け渡しの後、スルーなりラウンドなりして出て行くのに、本番ではかなりの確率でクイックターンになってしまう。
基本的には声掛けを怠っているからだが、瀬菜のテンションの指針となる。
そして、その早い飛び出しに対応しようとドタバタするから、結果として投げ出しが安定しない。
考えてみれば、投げ出す前が安定しなければ投げが安定する訳がない。
当たり前のコトだ。
ココが出来て初めて投げそのものの話になるというコトに、このトコロの頻発するビデオ反省会でようやく気が付いた。
本当に、相当に、残念な話である。^^;
というコトで、南アルプスでは不十分ながらも試したコトがある。
まずは、ゲーム前に瀬菜のテンションを落とすコト。
そして、1Rではスッカリ忘れて出来なかったが、2Rでは受け渡しの時の自分の立ち方向を変え、瀬菜から飛盤を受け取った後のフローの改善を試みた。
声掛け不十分でクイックターンを許したが、それでも結果としては全投キャッチ!^^
ココにはソラパパのキャッチ位置での声掛けという魔法があるからだが、少なくとも、概ね飛盤先行のタイミングで投げられた。
とは言え、そのコトだけで上手くいくほど世の中甘くなく、ダブルヘッダーでは失態を繰り返してしまったが、ワンキャッチ分のポイントが増えたコトは間違いない。
おそらく、方向性としてはそれほど間違っていないハズだ。
肝心なのは、何より自分が落ち着くコト。
とにかくドタバタしない。
冷静にクールに。
瀬菜、お互いもっと落ち着こうなって、あぁ、そうか、瀬菜は写し鏡なのか。^^;